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2012年9月16日日曜日

コシヒカリのルーツは京都府亀岡市にある

本日の京都新聞に「並河成資」がでていました。農業技術者。「コシヒカリ」「ササニシキ」などの原種として、日本最初の水稲品種・農林1号を生み出した。1888 年、京都府亀岡市曽我部町生まれの偉人です。今おいしいお米が食べられるのも、この亀岡出身の「並河成資」のおかけであるといっても過言じゃない。かも?

彼は東大農学部を卒業して、新潟県長岡市にある県立農事試験所に育種主任として赴任。昭和2年、雑種5代の時からこの品種を手がけ、昭和6年の「農林1号」として育成。
早生で良品質・良食味、その上多収であり、農家はもちろん市場にも歓迎され、 急速に普及。昭和16年には北陸・東北を中心に17万ヘクタールにまで達し、10~20%の増収をもたらしたという。また、農林1号が真に名を上げたのは、敗戦直後の食糧危機の時である。昭和21、2年の端境期に、北陸から送られてきた早場米は、飢餓におびえる国民の救いとなった。 農林1号の名は救世主のように国民に知れわたっていった。
コシヒカリから改良を加えて、ササニシキ、あきたこまちなどに進化。最近ではここ丹波はキヌヒカリを生産しています。亀岡は水と米は旨い!ちょっと心温める話でした。

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