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2013年3月18日月曜日

中国 王毅氏が外交部長


王毅(おう き、1953年10月19日-)氏は、中華人民共和国外交官政治家。第11代中華人民共和国外交部長。過去に、中国外交部副部長、中国共産党第17期中央委員、駐日本特命全権大使等を歴任。立命館大学第35号名誉博士。日本語、英語に堪能で、日本では会見や講演をしばしば日本語で行う。
駐日本特命全権大使をやって居られたときに、関西で3度くらい中国との会合で会った気がする。

以下プロフィール。
北京出身。黒龍江省に8年間下放された後に北京第二外語学院で日本語を学び、1982年中華人民共和国外交部に入省。1983年胡耀邦総書記訪日の際に執筆したスピーチが評価される。日本課長、日本大使館参事官、アジア局副局長、同局長。日本語のプロとして知られ米国との縁は比較的薄かったが、対米関係を睨んで英語の勉強を本格化させ、1997年8月から半年間、局長の身分のままジョージタウン大学に留学した。
1998年に部長助理(外務大臣次官補)を歴任。助理時代には旧日本軍遺棄化学兵器に関する日本との交渉にあたり、1999年7月30日両国の覚書に調印。
2001年3月からアジア担当副部長(外務次官)。六者会合での中国代表となり訪米、訪朝。2003年8月27日から北京で開催された第1回六者会合のホストとして議長役を務める。2004年9月から2007年9月21日まで駐日本大使を務めた。なおこの間李肇星の後任外交部長となる可能性が取りざたされたこともあるが、実現しなかった。帰国後は外交部の政策研究担当の常務副部長に就任、2007年10月には党中央委員に選出された。
2008年6月3日中国共産党中央台湾工作弁公室と国務院台湾事務弁公室主任に任命された。同ポストは台湾を国内とみなすため地方トップが就任するのが慣例で、今回も盧展工福建省党委書記の起用が考えられていた。外交官出身の王毅が選ばれた背景には、台湾との対話が停滞する状態を好転させたいという見方[1]がある一方、知日派の李登輝総統就任した以降急接近した日台関係を牽制するのが目的という見方[2]もある。
2013年3月16日、李克強国務院総理の下で、外交部長に就任。

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