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2013年12月31日火曜日

変わらない時代 2014年に向けて

今年もまた掲載しました。
13年前にかかれたものですが、歳月がいくら経っても、変わらない日本。
日本が他国から侵略されそうになったら、戦うか?との質問に、「戦う」と答えた若者は15%。先進国中最低の部類。日本はどこかでかじ取りを間違った気がします。誰かが何とかしてくれる、自分は逃げる。それですめばいいですが。

侵略された民族に人権、日本人としてのアイデンティティなど皆無。チベット、ウイグル、内モンゴルをみれば明明白白。

じゃ、いつ目を覚ますの???『今でしょ』

ということでいつものこの文書。

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今年もいよいよ終わり、時代は21世紀へと入ります。20世紀の総決算という意味で、様々な番組が特集を組んでいますが、中でもおおすめなのがBS放送でやっている「映像の世紀」です。

 NHKの特集シリーズ、今年は「世紀を越えて」でしたが、映像の世紀はすでに先年に放送が終了している番組です。
 映像の世紀は「わかりにくい歴史」を、その時代に生きた人達の生の姿、映像をもって語り掛けてきます。歴史の流れ、うねり、その多様さを実に見事にとらえています。
 土曜のお昼から一挙再放送始まっていますが、実に見応えがあり、NHKの特集シリーズ屈指の名シリーズです。是非ご覧下さい。と、言っても今日の分はもう終わったので、明日の分から見て下さい。

 20世紀、日本の前半期は「戦争」。後半は「経済発展」と二色に分断されています。戦争は多くの悲劇とともに終了し、世界大戦もまた終わりました。戦勝国主導のその後の世界の流れの中で、日本はアメリカの庇護の下、復興を果たしました。
 ただ、その過程の中で古き良きものと、古き悪しきものを一緒にして捨て去りました。

 今の時代に見られる
 「自由」の名を借りた「利己主義」
 「平等」の名の下に行われる「過保護」
 「個人の独立」の名の下に進行する「家族制の崩壊」
 結局、日本は経済力と引き換えに「良心の基準」を失いました。
 売春のなにが悪い? 覚醒剤が何故悪い? 子供がタバコや酒をするのが何故悪い?
→→→誰にも迷惑掛けていないからいいじゃないかと反論する当事者。 

 何故?どうして?
 
 時代によって常識、非常識は変わります。来世紀の常識がどうなるかなんて分かりません。売春も、覚醒剤も、タバコも、酒も、人身売買や自殺権の認知など、2100年にはすべて社会の常識になっていても、
私は抵抗を覚えます。
 時代の流れを決めるのは人の心です。その「人の心を育てる教育」をもっと見直すべきだと考えるのは間違いでしょうか?
 
 ただ、日本人には「やりすぎる」性質があります。平等教育を歌えば、運動会ではみんなが一緒にゴールしたりする馬鹿な光景が出てきます。心の教育も行き過ぎれば害となります。
 それにしても、教育が変わらなければ日本の未来は暗いままです。来世紀、日本は「国家の基本は一個人から」ということを思い出せるのでしょうか?

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 進む資源枯渇に希望の光

 石油がなくなるまで50年。そう言われ始めて20年ほど経ちます。
その間「なくなるまで50年」という単語はまったく変わりませんでした。
新しい油田の発見。石油採掘技術の向上などによって、21世紀中に石油がなくなることはない、とまでぽつぽつと言い出だす専門家が出始めています。
 なんとも、変われば変わるものです。

 ヨーロッパ・アメリカでは「脱原発主義」をかかげて、原子力発電所の新規着工はもうほとんどありません。
 風力・水力・地熱・太陽光、いわゆるクリーンエネルギーへの転換が推奨されています。それが新しい産業を興すとも言われています。
 それに対して日本はどうでしょう? 未だに「原子力至上主義」を掲げています。たった一個の原発でもメルトダウンを起こせば、どれだけの国土と国民が失われるか、考えた事はあるんでしょうか?
 信じられないような事故なんて、いつの世にもあるものです。その事故が日本で起きないと誰に断言できるのでしょう?

 日本は日本で脱原子力を掲げて、太陽光発電のような民間企業同士が商品の競争をする分野にエネルギー開発の矛先を向けるべきでは?

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 引き継がれる負の遺産

 借金も財産の内だ。
 昔はそういったらしいです。でも、現代にしてみればひどい話しです。
今世紀、日本政府がした借金は一説では500兆円に達しているそうです。
これは、日本政府が発行する国債です。

 借金の増大は利子の増大を意味します。利子を払うために新しい借金を重ねて政治家は言う「経済の回復が一番だ」と。
 投資家の大半も「景気回復優先」と唱える。そのほとんどが30代以上という年齢から安心しているのでしょう。

 借金の増大が招くもの。
 利子の支払い=税収
 その先にあるもの。
 利子の支払い>税収
 その先にあるもの。
 行政サービスの凍結。

 避けては通れないのが、消費税20~30%への段階的な増税。
公務員のリストラ。公益法人の全廃。特殊法人の独立採算制への移行。
郵便事業の国有から民間企業化。年金の支払い額の大幅カットと給付年齢のさらなる引き上げ。保険料金のカット。ぜーんぶやって、ようやく借金返済への道がつきます。
 JRだって、昔は国鉄でした。郵便局だって株式会社になって何が悪い。そう、ここに問題があります。何故なら、郵便局に預けられている数十兆円という貯金。このお金を運用する時に、政府は国債を買わせているんです。
 国債を貯金の運用先に選び、政府は無限大に借金をする。そのツケは増税につながり、年金のカットにつながり、保険料の増大につながり、
結局、国民からお金だけが吸い上げられるシステム。
 
 国会議員たちは50~60代が中心。この人たちが年金生活のころに、日本という国は最悪期を迎えるのかもしれません。

 なーんて、ことばっかり言っていると暗くなってきますね。でも、アメリカの平均預金金利が6%って聞くと、日本の0.25%ってのは虚しいもんですねぇ。
 日本の若手政治家から、少しはまともなのが出て来て欲しいものです。
はふーー。

と書いてあります。(13年前にかかれたものです)

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