「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三方よしで知られる近江商人に三種類の分類があった。
正直知らんかった。それは【八幡商人】【湖東商人】【日野商人】だ。
日経新聞の200年企業の記事によると、近江商法を伊勢・松阪・会津(すべて蒲生氏郷の領地だったところ)に移植したという。
世界における中華人街をいたるとことで建設している中国人張りの増殖を重ねて、近江商人を世に知らしめたという。
滋賀県は商売としては、日本でも有数の商売のしにくさがある。
大阪の商人=浪速商人より、したたかさは抜群だと思う。
一度なにわ商人と近江商人を商売で競わせればどうなるか?というのをやっていみたいが、たぶん近江商人の方が一枚上の気がする。
必殺「4回値切り」という商売を決めてから、お金を払うまでに4回は値切るという、しつこさは浪速商人を超えている。一種のがめつさ、往生際の悪さ、せこさをビジネスに継承している気もする。
悪いことではないかと思うが、売る側としてはいい気はしない。
三方よしに疑問あり?といったところか?
三方とは実は地形とことで、現在の滋賀県は北に福井、東に岐阜、三重、西に京都と三方に囲まれ、三角貿易が可能。
滋賀県だけで一つの流通機能をもついえる。しかもこの三方は北陸圏、中部圏、関西圏と異なる文化、経済環境、商慣習で異なるから、ほんま三角貿易が可能なんですよ。
だからビジネスも生活も多国籍な流通が可能。交流地点としても隆盛している理由がこれかもしれない。
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