2013年4月5日金曜日

北前線の栄華と丹後の今 平安京への交流拠点として玄関口!


最近テレビでも特番が組まれるなど、ちょっとプチブレイクしている気がするのは、気のせいでしょうか?

北前船(きたまえぶね)とは、江戸時代から明治時代にかけて活躍した主に買積み廻船の名称です。買積み廻船とは商品を預かって運送をするのではなく、航行する船主自体が商品を買い、それを売買することで利益を上げる廻船のことを指します。当初は近江商人が主導権を握っていたが、後に船主が主体となって貿易を行うようになります。上りでは対馬海流に抗して、北陸以北の日本海沿岸諸から下関を経由して瀬戸内海大坂に向かう航路(下りはこの逆)及び、この航路を行きかうのことは、西廻り航路の通称でも知られ、航路は後に蝦夷地北海道樺太)にまで延長さました。
この北前船の寄港地として丹後の港から、平安京へ物資が運ばれ交流があったことで、都の繁栄をももたらしました。また逆に都からの東北への文化が伝えられ、遠く北海道や東北の地に、名残を残しながら、根づき、伝承されたのです。丹後の海岸沿いには今も、当時から北前船で繁盛し潤った庄屋、廻船問屋、港の街並み、お酒や醤油の醸造所が、ここ丹後の港に残っています。








0 件のコメント:

コメントを投稿