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2010年1月30日土曜日
商品流通のジレンマ 着地型旅行が流通しない理由 まとめ
■商品流通のジレンマ
以上はとりあえずどこでもありがちなる地域と地元旅行代理店での悩み。
重要なのは、造成した商品をいかに流通させるか。販売拠点、告知手段手法、申し込み手法が重要。たいていの場合、制作チラシ完成で力尽きて、流通させることができない。予算不足がいいわけ常套句となって、大量の印刷物だけが残り、時とともに商品も現地体制も世の中から姿を消すのが通常のパターン。
・まずは知ってもらうことをどうするのか?
地元で印刷した立派な観光パンフレットはどこで撒いているの?誰も見たことの無いチラシは誰に渡ったの?
着地型商品の告知は発地で、申し込みは現地での流通を前提とすれば、発地で旅の内容を情報発信するにしても、現地行けばこんな着地型プランがある、申し込めるということを知らせるだけでいい。東京で地元のパンフレットなど、積極的にばら撒く必要はない、そんなの無理に手渡しても駅のゴミ箱を直行するだけ。どこに行けば現地情報が入手できるのかを知らせるだけでいい。
それでは告知はどうするのか?旅行情報誌(るるぶ、まっぷる、旅の手帖、じゃらん等)への広告、タイアップでいい。5万部のパンフレットの制作より、10万の読者の目にふれる媒体へ掲載して告知するほうが効果的。
伝えるべき内容は現地にいけば、着地型商品があるということ、現地に行ってから申し込めることが読者に分かればいい。そして首都圏でパンフレットの設置場所が分かればいい。テレビラジオへのイベント情報でもいいが、着地型旅行につながるかは不明。しかし継続して情報発信を行うことは言うまでもない。マイナーな地域の場合掲載できる媒体が極めて少ない、地域により皆無なのが難点。
・着地型商品の受付
現地では、着地型企画プランの案内をする。申し込みとその手段を考える。結論的にはそのとき一番申し込みしやすい手段は、携帯電話。携帯サイトからの申し込み、電話申し込みがベスト。その次が地元旅行代理店、ホテル、ターミナル、レストランなどの現地の食事個所や観光施設、あれば地元コンビニ。現地で申し込みをいかにしてもらえるかの告知手法を優先に考える。しかし最終的には携帯電話からの申し込みになると思うが。
<申し込み場所、パンフレット設置場所>
いつでもどこでも申し込みに対して…携帯電話
スポット、半日、一日、まとめて数日の申し込み…地元旅行代理店、ホテル、ターミナル案内所
スポット、半日単位のものをその場で申し込み…レストランなどの食事個所、観光施設、あれば地元コンビニ。
着地型旅行商品は、最初は流通に視点をおいた情報発信を!その内容は現地行けば情報が手に入ることを告知することに尽きる。
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