よく、いい編集者とは?ということを聞かれる。いい編集者とは頭がいい?勉強ができる?優秀な?
そんなことではない。
しかも編集者の評価に、国家資格のような一定の基準やレベルがあるわけでは無いので、初めての場合相手の見立ては困難、アホか賢いか判断はできない。自称"編集者"自称"経営コンサル"がまかり通る業界でもある。
編集者の狭義な世界では一応いい編集者の基準は暗黙の了解であるのは確かです。しかし外部には理解しがたい。ただ出版広告の視点からいえば、結論いい編集者とは、売れる媒体を創る編集者がいい編集者です。白い猫でも黒い猫でも、ネズミを捕る猫がいい猫なんです。
だから、いい本を作れば必ず売れると宣う編集者は相手にしてはいけません。いい本が売れるのではなく、売れた本がいい本なんだな。※流通や宣伝はある程度無視しての話ですが。流通や宣伝を徹底すればいい本でなくてもそこそこ売れるのも事実ですから。
0 件のコメント:
コメントを投稿