江戸後期に建てられた重厚な長屋門で知られる京都府久御山町東一口の山田家住宅について、同町はこのほど、来年度中に寄付を受け入れる方針を示した。現在は非公開だが、今後は一般公開や、保全方法などについて検討するという。
ぜひ、活かしてほしいですね。
久御山町に出現した唯一の観光資源かもしれない。
あとは、この素材をどう活用利用するかです。決して維持管理で終わらせてはいけません。場所は京都と奈良の間にあるから、立ち寄りポイントとして利用すればいい。
同家は旧巨椋池で漁業権を持っていた東一口村の元締めで、江戸時代は13カ村の大庄屋だった。敷地は約1500平方メートル。出格子窓などを配した白壁の長屋門(東西27メートル)、切妻造の主屋(174平方メートル)、長塀が、昨春、国の有形文化財に登録された。身分の高い人のための式台玄関を備え、庄屋かごがつられ、欄間にはコイの彫刻が施されるなど、巨椋池が漁業で繁栄した面影を残す。
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