比較優位って言葉。
特異なことに専念した方が、生産量や所得がより高くなること。
例えば、今天才的な商売人と彼のもとで働いている事務員がいたとする。 商売人は商売のみならず事務にも才能もあり、 商売・事務双方とも事務員よりも優れている。
この場合商売人は事務員をクビして商売と事務の両方を自分一人ですべきであろうか? そんな事はない。 というのも事務仕事を事務員に代行して貰えば、その結果空いた時間を自分の得意分野(=商売)に費やす事ができる為、 (事務員の給料を払っても)商売人はより多くの儲けを出す事ができるからである。 もちろん事務員にとってもクビになって収入が無くなってしまうよりも商売人のもとで事務仕事をしていた方が得だ。 (ここでは分業にコストがかかる事や、人を雇う際の最低賃金が法律で決まっている事などは無視している。)
by mm
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