京都造形芸術大学の教授の「鬼の話」を思い出します。
文芸評論家の馬場あき子は5種類に分類によると、5つに分類されると言います。
鬼のイメージが多様なのは、社会やその時代によって異界のイメージが多様であるからで、まつろわぬ反逆者であったり法を犯す反逆者であり、山に住む異界の住人であれば鍛冶屋のような職能者も鬼と呼ばれ、異界を幻想とたとえれば人の怨霊、地獄の羅刹、夜叉、山の妖怪など際限なく鬼のイメージは広がるとしている。
教授の話によると、鬼は政権の反逆者、謀反者であり、悪人、犯罪者であった。
その反逆者たちに、再び反逆されないように、その人間の「親指」を切り、次に「小指」を切った。
親指は、「弓」を引かせないため、小指は刀を持たせないため。ということです。
だから、鬼の指は「3本」なのです。
確かに、親指が不自由になった今、反逆者の気持ちになりましたとか???
でも「鬼」ではないです。
丹波の5月の田舎の風景です。
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