寿の旅へ 10年前に、厚生労働省は先般「2000年都道府県別生命表」の概況を公表しました。前回1995年データと比べると、すべての都道府県で平均寿命(0歳の平均余命)は延びていたとされました。 しかしながら、「長寿」のイメージで全国的に数十年にわたりトップクラスであった沖縄県は、男性の平均寿命においては、前回の全国4位から一挙に26位落ち込むという結果となりました。 沖縄の誇りでもあり、時代の流れにも合致した "長寿" "健康"を旗頭にした地域振興は、沖縄の主産業である観光や県産品販売に多大な影響を与えます。 沖縄における観光産業は、単なる観光客の受入のみならず、「長寿」という時代を反映した「健康的」なイメージに支えられて発展してまいりました。 今この時期に「長寿の県」というイメージが希薄になり、全国的にみて普通の県となりつつある現状は誠に危惧すべき課題でもあります。(10年前の企画書から) なんてことやっていました。
今年の長寿は島根県が1位。沖縄はまたまたランクダウンすることになりました。 その原因はあまり語られていませんが、男性の場合は「自殺」で平均年齢を下げたのが実態のようです。
ヘルスツーリズム、医療ツーリズムが叫ばれる昨今。1990年代後半は沖縄と「長寿村」で過ごす「セラピー体験」の旅を企画してました。
■企画内容は、—日本一の長寿の村でセラピー体験してみませんか— 高齢化社会の到来とともに、長生きの秘訣や穏やかな老後のための「ロングステイ」に年配の方の関心が集まっています。「ロングステイ」とは、移住でも永住でもない「海外滞在型余暇」のことを指しますが、このたび日本一の長寿の県"沖縄"において"長寿の秘訣"を探り、またロングステイと長寿体験、さらには今話題性抜群の「癒し(セラピー)体験」をしていただく機会を設定しました。現地では長寿交流を企画指導しておられる琉球大学教授や現地役場の協力のもと,長寿料理や長寿生活の秘訣などの講座を受講していただくほか、今回のメインテーマである各種のセラピー体験ついて、癒しやヒーリングの分野で、心理カウンセラー育成機関として活躍中の*****様からカウンセラーが同行、協力のもと毎日のカリキュラムを行っていきます。 しかし、今こんな企画できなくなって寂しい限りです。 頑張れ沖縄!
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