2010年9月14日火曜日

京都恋連歌 -1

しばらく時々やってみるか。
京都ご当地ソング集
『宇治川恋橋』
あなたと歩いた宇治の川に、白い華の香が舞う。
いくつの物語を川辺に流して、巡り愛ったこの時を。
恋しいと恋しいと涙落として、歩き疲れた朱色橋。
水面に浮かぶは源屋敷の恋連歌。心は一人あなたに向かう。

山は遠く黄金に染まる。風に流れる宇治の社。
夢は遠く遠く古の山の背に消えた。
あなたに想い遊ぶ心字池に揺られて。
平に集うは陰の華、源屋敷の語り草。心は一人夜を舞う。
宇治川の川面に映る火の花。
幾千の時を重ねて今巡り愛、宇治の川に。

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