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今保津川下りに新たなコンテンツを考えている。2008年にいったん発表されたが、今ひとつ旅行商品化には繋がっていない。このコンテンツは有望だと思うが、もう地元だけに任せるわけにはいかん。なんとかせにゃいかんから。
<曳舟>
1949(昭和24)頃までの保津川では木造船が川を下り、帰路はその船を下した船頭の力で乗船場迄曳き上げられていた。
乗船場から嵐山までは約2時間なのに対し、曳き上げには約4時間を要する。川を下って来る筏や船との衝突を避け、岩場にへばりついて船を曳き上げる。
いつから作られたかは定かではないが、そんな船を曳綱(小指位の細い麻のロープ)で曳いて走り歩く為の道が川岸に設けられた。これを綱道という。今も残る綱道を辿ってみれば、川岸の土の上に石を積んで崩れないようにしっかりと作られたものもあれば、藪の中の獣道のようにやや痕跡が残るだけの道もあった。急な斜面の岩場には片足をかけるのがやっとという、岩を削ったわずかな窪みだけが残る所もある。曳舟の水路(ミト)も川下りの時のミト、曳き上げる為の上がりミトも分けていたそうだ。
また岩には船頭のさす竿の跡やもどり舟を人力で引きあげた綱の跡が、ところどころについており舟下りの歴史を物語っている
。
メディア&出版業&広告、教育(修学)旅行誘致、外国人誘致(インバウンド)、業務視察(TV)&海外旅行、MICE、地域振興、地域の商品開発、ウエディング誘致、観光プロモーション、産業観光&近代産業遺産関係、移住交流&ロングステイ、旅行商品&SIT&体験ツアー造成、東南アジア市場調査、中国関連、食に関する取組み着地型旅行企画、その他ツーリズム業界全般など。
2012年2月26日日曜日
綱道~曳舟「保津川下り」
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