2011年8月16日火曜日

保津川のあゆもどきは応援したい

 保全推進へ保津川の宝物アユモドキを取り組む。(京都新聞から一部抜粋)

亀岡市文化資料館で展示が始まった。
国の天然記念物のアユモドキ(亀岡市古世町) 京都府亀岡市の保津川にすむ国の天然記念物、アユモドキの展示がこのほど、同市古世町の市文化資料館のロビーで始まった。草津市の琵琶湖博物館から借り受けた5匹は資料館の水槽に移されると、元気に泳ぎ回った。
ほとんどこのアユモドキが保津川に生息していることは一部の研究者には知られているが、まだまだ一般には少なかった。貴重な魚の一種です。
 天然のアユモドキは亀岡市と岡山県にしか生息していないとされる。市内では保護活動が実を結び増えているというが、市民が見る機会がないため、身近に感じて保全の機運を高めてもらおうと同館が企画した。
 生態に詳しい岩田明久・京都大大学院教授らが、臆病なアユモドキが安心できるよう、水槽に砂利を深く敷き、パイプを沈めて環境を整えた。アユモドキを放すと、新しい環境にやや戸惑った様子で泳ぎ始めた。岩田教授は「生息する亀岡で、生きている姿を見てもらうことに意義がある」と来館を呼びかけている。

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