2011年8月27日土曜日

平清盛の実像とは

平清盛の印象、イメージ、評価は、すこぶる悪い。この視点では、明智光秀とよく似ている感がある。


閑話休題!


これは源氏のスタンスで書かれているためもあるが、『平家物語』では、悪虐、非道、非情の描写から、平清盛は古来成り上がり者の暴君、という評価が定着。しかし、一方で実際の清盛の人物像は温厚で情け深いものだったともいわれている。

平清盛の業績としてもっとも大きいのは、日宋貿易とそれにともなう瀬戸内海航路の整備と祝われている。大輪田泊(神戸)や音戸の瀬戸の開発などその後の発展に大きく貢献している。他にもj高野山大塔の修理、蓮華王院(三十三間堂)の建立、平家納経の作成、厳神社の造営など、きっちりと仕事してます。どこかの総理大臣の退任時の自画自賛の評価レポート見たいなことはなく、しっかりと業績として残っているのがすごい。

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