ラオスからカンボジアのメコン川のイルカが絶滅寸前になっている。
生息するのは淡水の“カワゴンドウ”というイラワジイルカで絶滅寸前と、WWFがレポートした。
2009年には70~80頭弱いたイルカは、でんどん減少。
川漁の刺し網にひっかっかって子供のイルカが死んでしまう。
この手の案件には日本のボランティア、NGOなどは敏感なはずだが、関心あることにはすぐに反応するはずのこれらの団体、組織は冷ややかというか、冷たい。
ちょっと日本の援助とかボランティアとかには、視点が偏重しすぎている感じがする。
アジアに冷たい日本。欧米に媚びうる、ヘコヘコ日本のボランティアグループにはもっとアジアをしるべきだと思うね。
“カワゴンドウイルカと人間との関係”
海岸近くに棲息するため、他のイルカに比べて人間からの影響を受けやすい。
最も直接的な脅威は、油脂を捕ることを目的とした捕獲である。絶滅の危機に瀕しているとして捕獲は法的には禁止されてはいるものの、数万kmにおよぶ海岸線を監視することは現実的ではないため、禁止の実効性に関しては疑わしい点もある。刺し網による混獲や爆薬を用いた漁の巻き添えによる負傷はベトナムやタイにおいては一般的なことである。
生息数の減少と生息域の縮小が大きな問題となっており、インドのチルカ湖 (Chilka Lake) においては、刺し網や地引き網によって、個体数がわずか50頭ほどに減少してしまったと考えられている。また、河川を漁網で塞ぐことによって、カワゴンドウの移動を制限し孤立させてしまうといった問題も起こっている。IUCNは、メコン川、エーヤワディー川(ミャンマー)、マハカム川(ボルネオ島)、マランパヤ海峡(フィリピン)、ソンクラー湖(タイ)に棲息するカワゴンドウを絶滅寸前 (CR:Critically Endangered) としている。カワゴンドウは水族館において芸をさせることを目的として飼育展示されることもある。
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