旅行することで社会貢献 世界初の「フェアトレード・ツーリズム」 こんな情報があります。2009年に南アフリカではじめて認証を好評をしたものですが、旅行をすること社会貢献をというもの。応援すべか、静観すべきか正直分からん。悪いことではないような気もするが、価格破壊にあけくれる馬鹿な旅行業界ではちょっと無理かもね。 今年のインダバではフェアトレードセミナーが開催。説明するカタリーナ・マンケイマ氏 南アフリカでは2009年に世界で初めて、旅行における「フェアトレード」の認証システムが生まれた。これは宿泊施設やツアー商品に対し、人種的平等や適正な賃金、自然環境の保全、地域への貢献といった項目を調査して与えられる認証。NGOのフェアトレード・イン・ツーリズム・サウスアフリカ(FTTSA)により、国連の協力のもと発足した。 サンシティは森に囲まれた広大な敷地。固有種の植物が植えられたガーデンもある フェアトレードとは社会的公正をめざし、途上国の生産者の労働環境や伝統文化、自然を尊重した商品を取り引きする仕組み。日本でもここ10年で急速に市場を拡大してきた。買物で気軽にできる国際協力としてフェアトレード商品を選ぶ消費者が増えている。 サンシティの説明をした、サン・インターナショナル日本市場担当のリアン・ケリーマートゥンズ氏 FTTSAのカタリーナ・マンケイマ氏は、「フェアトレード・ツーリズムによって旅行者は休暇を楽しみながら社会貢献ができる」と語る。旅行会社にとっては認証のあるホテルを利用することで、商品の付加価値やCSR(企業の社会的責任)をアピールすることが可能だ。現在、南アフリカの65軒のホテルが認証を取得している。 なお、その1軒であるサンシティでは独自に、収益の2%を学校建設やエイズ孤児のためのプロジェクトにあて、観光を通じた地域コミュニティへの貢献をめざしているという。
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