本日はたまたま見ましたが、 本日は画家「稲垣仲静(1897–1922)」。
気になる画家です。
このタッチってなんとなく現在の世情を反映している気がします。
画像は昨年あった兄弟の個展です。またやってほしいですね。
京都市立絵画専門学校在学中に第2回国画創作協会展へ《猫》を出品して画壇の注目を浴び、克明な自然描写の中に官能性や凄みを表現する画家として将来を期待されながら、25歳の若さで亡くなった稲垣仲静(1897–1922)。その仲静の弟で、染色作家として名をなし、昭和37(1962)年型絵染の人間国宝に認定された稲垣稔次郎(1902–1963)。二人の父は日本画家であり、かつまた、工芸図案家でもあった稲垣竹埠(ちくう)で、兄弟が、それぞれの道を継ぐような形となりましたが、その根幹に共通するものは、身の回りの自然を凝視し、形態化しようとする強い意志でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿