2011年7月30日土曜日

じゃらん(リクルート)の対応は言語道断

今回のことは言語道断。
じゃらん、ホットペッパー、これだけで済むんだろうか?高飛車、傲慢な企業体質は治らんですよ。

以下こんな内容じゃ!

旅行予約サイト「じゃらんnet」を運営するリクルートが、加盟する旅館やホテルのフェイスブックを一方的に開設し、苦情が相次いでいることが分かった。同社は、飲食店のクーポン類を取り扱う「ホットペッパー」についても、同様のクレームが発生。今回も波紋を呼びそうだ。

 「旅館と代理店は対等なのに、リクルートは何かにつけて子会社と勘違いしているような対応ばかり。ファクスを送りつけた翌日から勝手によそ様のフェイスブックを立ちあげるなんて…。どうして、わざわざ信頼を踏みにじるのか」

 熊本県内の旅館経営者はこう不満を爆発させる。ご存じの通り、フェイスブックは世界最大のSNS。当人による実名登録が原則で、最近は企業の販促手段などにも積極的に使われている。

 事の発端は6月30日。リクルートは加盟施設約2万1000軒に対し、翌7月1日以降に各施設のフェイスブックを「自動生成」するとの通知をファクスした。

 その中で同社は、利用客囲い込みのための特典クーポンを導入するなどと説明したが、これに不信感を抱いた旅館は少なくなかった。

 というのも、同社は昨年12月にも一方的に送客手数料を引き上げて多くの施設の反発を招いたからだ。全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の担当者は、こう語る。

 「一方的に、他人の“公式”フェイスブックを立ちあげるなど、ビジネスの常識を逸脱しているというのが施設側の言い分。しかもユーザーからは、クーポンを宿側が配布したように見えますが、適用を受けるのは『じゃらんnet』で予約した人だけです。当会でも何らかの対応をとるつもりです」

 なぜ、リクルートはこんな“おせっかい”をしたのか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「各フェイスブックと、膨大なアクセス数を誇る『じゃらんnet』をリンクさせると、フェイスブックのアクセス数は爆発的に増える。それにより、フェイスブックのページを各旅館の公式サイトよりも検索の上位に表示させ、旅館が公式サイトから得ていたネット予約客をごっそり自社に取り込むのが目的ではないか」と推測する。

 リクルートは現在、すべてのフェイスブックを「非掲載」としているが、「削除」しないかぎり、その効果は続くという。各施設は改めて同社から説明を受けたうえで、「掲載」「非掲載」「削除」を選択する。

 リクルート広報部は「直前のご連絡で趣旨をご理解いただけなかった点は強く反省しております。(フェイスブックは)各宿泊施設さまの担当者名義で作成しており、当社はあくまでフェイスブックを通じた施設さまの情報提供を代行する立場。(検索の)効果は、それを目的とするほど高まるとは考えておりません」と話す。

 一方、ITに詳しい神田知宏弁護士は「契約上、公式ページの作成まで合意を得ていたと言えるかは疑問。合意がない場合、施設側の顧客誘引力にただ乗りしたとして不正競争防止法に触れる可能性もある」と指摘している。

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