2010年10月13日水曜日

京都唯一の村「南山城村」の観光振興

本日南山城村の森本さんと話をして、いくつか南山城村の問題点と解決ポイントの一案を考えてみたよ。


1.公共交通機関の便の少なさ
 ⇒JR木津川、近鉄新祝園を窓口とした二次交通を優先した交通アクセスをすすめる。
  要するにレンタカー、定期バスの路線が可能な駅を拠点として南山城への交通施策を展開する。
 ⇒現地移動の不便さをレンタカーで解消(レンタサイクルは地形上電動機付き自転車なら、新たな展開可能かも)

2.宿泊収容人員の少なさ
⇒笠置町、奈良市の宿泊を使う
⇒併行して現地民泊の最低限の体制作り(時間がかかるが)


3.地元見所ポイントの少なさ
 ⇒当面は笠置町、加茂町、奈良市との連動で広域観光を目指す。面で観光アピール(コバンザメ戦略)。よそのついでに南山城村に来ちゃったでもいいじゃないですか?近隣にベクトルの方向が同じ人が居れば、数倍の動きができる。


⇒また逆にピンポイントで一極集中コンテンツで深く取り組むかのどちらか?
 ⇒新たに現地ソフト、コンテンツ、魅力の開発、毎年異なる仕掛けを作る。外部の組織の智恵を借りる。
4.人材の少なさ
 ⇒外からの血は必要です。
ベストなのは地元出身でUータンで戻ってきた方です。外からの目線と内側からの目線がバランスいいのでぜひ獲得すべきです。その方がツーリズム関係出身ならさらにいい。送り手と受けての気持ちの分かる人材活用と育成。

 ⇒外部との人脈は必要です。行政同士では、話をするにも相手の見極めが必要ですよ。所詮2年くらいで異動する観光セクションの方との交流など無駄。(そんな人間はまず外部には出てこないが)、役職で観光行政、物事をすすめる木っ端役人、役職でしか動かない観光セクションの管理職。こんなやつと時間を過ごしても時間が無駄!


5.コンサルタントは見極めが必要。
たくさんのコンサルでこんな奴は要注意です。ほんまに使えるのは一握り。

2010年6月4日金曜日 の「ツーリズム日本」のブログからhttp://jpn2010.blogspot.com/2010/06/blog-post_04.html


こんな観光コンサルタントは要らない

パッチもんの観光振興コンサル、専門外の大学教授、勉強しない観光部長や課長。ツーリズム業界は玉石混淆、いやゴロ石ばかりがはびこる業界になってきた。
そこでこんな観光コンサル(大学教授)は要らないをまとめてみた。


1.行政と民間(旅行業界、メディア出版業界)の間の調整だけの観光プロデューサー。自ら動かない。

2.現地に暮らさない、東京からその都度やってくる高い交通費もらって観光気分で地域にやってくる観光コンサル会社。


3.やたらとレポートがうまい観光コンサル。パターン別に雛型があって地名を書き換えただけの分厚い報告書が得意?使い回しが見え見えのコンサル。分析も解決策も他の地域のものと同じ。ありがたがるほうもアホやが。
4.他の地域の事例ばかり自分の実績、研究分析のように語る観光コンサル。お前が手掛けたんか?でも自分がやったと言い切る勇気は凄い。
5.観光とは、と歴史やうんちくなど既刊本の一般知識を語る。現状を昔のスタイルに当てはめて解説するだけの観光コンサル。

6.何でもいいからと、観光学部以外の教授を連れてくる観光コンサル。ハード系、土建屋系の大学教授なんかつれてきたら、こいつらまたハード作って、コミッションもらってさよならだよ。



7.目標数値、達成数値を言わない観光コンサル。もともとコメントだけ得意。観光誘致なんか実践したことがない。コメントだけなら犬でも言う。モノを売ったこと、お客を連れてきたことが無いから、数値が読めない。



8.事業計画、企画が書けない観光コンサル。とにかく書いた文書が一切ない?一般的な地名を変えれば、どこへでも出せる汎用企画書はばら蒔くが。



9.観光業界と仲の悪い観光コンサル。メディア、出版、旅行業界、などとまったく関係がないコンサル。これらの業界からは認知されていない観光コンサル。逆に土建屋、イベント屋とは親密な観光コンサルは怪しい?

焼き畑農業的な営業で、集客より建設優先。これも食い逃げパターンだな。

続きはまた。まだまだあるが。

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