2012年6月30日土曜日

山陰線の駅に

山陰線の駅には物語がある気がする。
さだまさしさんの曲に『空蝉(うつせみ)』というのがあります。これは田舎に暮らす年老いた母親を、都会に住む息子か迎えにくる話で、年老いた母が毎日、田舎の駅で、一日中ホームで息子を待っている。しかし最終が過ぎても息子の姿は無いというストーリーを曲にした、名曲でしょう。

曲の中に『〜古新聞から、おむすび』、駅員が最終列車が終わり『もう汽車は来ません、取りあえず今日は来ません。今日の予定は終わりました〜』と続き、このおばあさんは帰っていきます。自分を迎えに来る息子を、待ちに明日また駅にいる年老いた母親を描いてます。過疎の村に残る老人の姿は、切なくもあり、現在も変わらず、今にも通じます。悲しいけれど(T_T)

山陰線の景色を見てふと思い出しました。

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