2010年5月6日木曜日

公称部数のからくりの怪?

公称部数は、実際の印刷部数とは異なります。 公称部数は発行部数ではありません。 禁断の部分は触れないか、本がはじめに市場(書店、コンビに、その他)の店頭に並ぶ新刊の部数と、最終的に一定の期間市場に並ぶ「のべ部数」異なります。 簡素化して説明すると、最初に、5万部印刷して、4万部市場に流通(1万在庫)させたとして、4万の内1万が返品されたとしますと、この1万は再度、最初に在庫で残した1万とともに再出荷されます。 つまり4万市場流通させて、(1万+1万)で2万が在庫になり、再出荷されます。この時点で5万の印刷部数は、6万となり。公称部数がは6万でもいいわけです。 これが何回か次の発行日まで繰り返すので、平均約3回位流通しなおすことになるので、勝手に出版社は公称部数、この場合なら15万部と称しても、一概に嘘とは言えないわけです。(諸条件(増刷、在庫条件等)を省略して説明するとこうなります) ですから、印刷部数は、変わりませんが、公称部数はその年の販売状況に変化します。(ただし、人気がでて増刷すると、その分当然部数は増えます)   ほんと、簡略するとこんな感じでしょうか。 

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