2011年8月16日火曜日

京(都市)の観光客、外国から最多98万人

京の観光客、外国から最多98万人 欧米中心に

こんな記事が12日にでていた。
外国人が100万人だよ。すごい。でも京都市の話だから。市の観光政策では量より質への転換が急務として、ラグジュアリー路線には変更がないと思うが。五山の送り火には足元をすくわれた感がある。あれを観光にからめたらあかんわ。

以下「京都新聞」朝刊より。
京都市がに発表した2010年の観光客数で、外国人の市内宿泊者数が過去最多となる98万3千人に達した。市は「欧米を中心に和を象徴する京都への関心が高まっている」とする。ただ、東日本大震災の影響で11年の外国人客は大幅な減少が予想される。
10年に市内で宿泊した外国人客を国別にみると、最多は米国の28万1千人(構成比28・6%)で、以下オーストラリア7万7千人(同7・9%)、中国7万6千人(7・8%)と続く。上位10カ国・地域のうち欧米諸国が6カ国を占めている。
 市は昨年3月に「未来・京都観光振興計画2010+5」を策定。観光客の「数」だけでなく「質の向上」で「5千万人感動都市」を目指すとし、その戦略の一つに外国人観光客の誘致強化を挙げ、国際会議の招致など積極的な情報発信を続けてきた。
 市観光企画課は「景気の回復基調で今年の初めは国内も含めた観光客数は好調だった」とするが、3月の東日本大震災発生で状況が一変。JR京都駅の京都総合観光案内所を7月に訪れた外国人客数は前年同月比で54・5%も減少した。震災から5カ月を経て「(外国人客数減の)最悪期は脱したが、今年は半減も仕方がない」とみる。
 外国人客で最も人数が増えたのは、個人観光客向けビザの発給要件が緩和された中国からの観光客で前年より66%も伸びた。京都市を除く府内25市町村でも中国が77・8%と大幅に増えたほか、韓国からの増加も目立つ。
 門川大作市長は「京都は欧米に比べ、まだアジアからの観光客が少ない。アジアに強い大阪などと連携することも大事」と強調し、アジアからの誘客に力を注ぐという。



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