2012年10月22日月曜日

山田家住宅、寄贈受け活用へ 久御山町

【忘れてた投稿です】


江戸後期に建てられた重厚な長屋門で知られる京都府久御山町東一口の山田家住宅について、同町はこのほど、来年度中に寄付を受け入れる方針を示した。現在は非公開だが、今後は一般公開や、保全方法などについて検討するという。
こんな記事を見つけた。
京都府久御山町。たいした観光スポットがない中で、今後期待できる観光スポットだと思います。ただ久御山町にこの素材を活かすノウハウがないのが弱点。
近代産業遺産アート再生学会の私としては、何かかかわりたい素材です。ただ行政や国が管理すると、その素材自体が活用しにくなるので、結局は活用利用というより管理維持で手いっぱいで観光素材にならないのが残念ですが。以下歴史をひも解くとこの山田家の価値が高いのが分かる。
以下、京都新聞から。

 同家は旧巨椋池で漁業権を持っていた東一口村の元締めで、江戸時代は13カ村の大庄屋だった。敷地は約1500平方メートル。出格子窓などを配した白壁の長屋門(東西27メートル)、切妻造の主屋(174平方メートル)、長塀が、昨春、国の有形文化財に登録された。身分の高い人のための式台玄関を備え、庄屋かごがつられ、欄間にはコイの彫刻が施されるなど、巨椋池が漁業で繁栄した面影を残す。

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